「祥月命日(しょうつきめいにち)」の意味とその言葉の由来とは?

「祥月命日」とは?

「祥月命日(しょうつきめいにち)」とは、故人が亡くなって一周忌以降の「亡くなった月日と同じ日付」のことを言います。「祥月」とは、亡くなった月のこと、 「命日」とは、亡くなった日のことです。例えば、5月1日に亡くなった場合、祥月が5月、命日が1日となり、祥月命日は5月1日となります。最近では、「祥月命日」と「命日」は同じ意味で使われることが多くなっています。

「祥月」の言葉の由来は?

祥月は正忌月のことで、正月(しょうつき)と書くべきであるが、年の始めの正月(しょうがつ)と間違えやすいので、儒礼でいう小祥忌(しょうしょうき)(一周忌)、大祥忌(三回忌)の祥をとって祥月と書くようになったものである。祥月命日の仏事はすでに11世紀に京都の貴族の間で営まれていたが、庶民の間に一般化されるのは15世紀以降のことである。

コトバンクより引用https://kotobank.jp/word/%E7%A5%A5%E6%9C%88-79544

「祥月命日」に行うべき供養とは?

1・3・7・13・17・23・27・33・50年忌の「祥月命日」に法要(法事)を行います。(法要の年忌や、いつまで法要を行うかは、地域や宗派により異なる場合があります)

上記の法要の年忌以外の「祥月命日」には、故人の好物や生前好きだったお花を仏壇に供え、手を合わせます。お墓参りなども、故人に喜ばれる良い供養となるでしょう。