知っておこう!お墓参りのマナー

お墓参りを自己流で行っていませんか?

皆さんは、お墓参りのマナーをご存知でしょうか。

子供の頃から、家族に連れられて親のお参りの仕方を覚えていて、そのやり方の通りお参りをしたり、何となく自己流でしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

お墓参りの仕方で不安な方は、このページをご参考にしていただけたら幸いです。ここでは、お墓参りの時期や、手順、マナー、持ち物についてご説明致します。

【お墓参りの時期】

基本的には、春、秋のお彼岸、お盆、お正月、故人の命日、年忌法要にお参りしますが、ご先祖様に報告したい事があったり、決まった時期でなくともお墓参りをしても大丈夫です。

時間帯ですが、掃除がしやすい事を考えると、朝や日中の方がいいでしょう。ただし、地域によってお盆の期間は、夜にお参りするところもあるようです。

【お墓参りの手順、マナー】

お墓参りの服装ですが、あまり派手なものは避けて、掃除などがしやすい服装にしましょう。

ご先祖様のお墓が寺院墓地や、霊園墓地だった場合は、僧侶や霊園管理者にご挨拶をしてからお参りしましょう。

お墓に着いたら、まずお墓の周りの草むしりや、掃除をします。

掃除が終わったら、お花を供え、ローソクに火を付け、ローソクの火で線香に火を付けます。線香の火を消す際は、口で消すのではなく、必ず手であおいで消しましょう。御供え物があれば、半紙を敷いた上に置きます。

お参りが終わったら、お供え物とゴミは必ず持ち帰りましょう。

【お墓参りの持ち物】

持ち物は、供花、ローソク、線香、お供え物の食べ物や飲み物、それを置く半紙、数珠、ライターなどの着火剤、花ばさみ、ほうきなどの掃除道具、バケツ、ごみ袋などです。

霊園や、寺院墓地でない場合は、水道がないこともありますので、水も用意した方がいいでしょう。

以上になりますが、お墓参りは、日頃見守ってくださるご先祖様に感謝を伝える為や、人生の節目の出来事などを報告する良い機会です。最近、お墓参りに行けていない方も、年に1回はお墓参りに足を運んでみてはいかがでしょうか。