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死を迎える際に起こる「お迎え現象」は本当にあるのか?

2017/10/02
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「お迎え現象」とは?

「病を患った母が亡くなる少し前、誰もいないはずなのに母が誰かと話しをしている声が聞こえました。誰か来ていたの?と問いかけると何も答えてくれませんでした。数日後、穏やかに母は息を引き取りました。今思えば先に亡くなった誰かが母を迎えに来たのかも知れません。」

死を迎える数日前~直前に、既に亡くなっている人や生き物(ペット)・風景等が現れる現象を「お迎え現象」と呼びます。

2011年に在宅緩和ケアを利用した患者の遺族500人以上を対象に行った調査によると、全体の4割で「お迎え現象を体験した」という回答結果が出ているそうです。

研究チーム(相澤出、田代志門、藤本穫彦、諸岡了介)2011年お迎え体験調査より

 

「お迎え現象」の中で見たものとは?

既に死去していた人物・・・51%

風景・情景・・・24%

存命中で不在の人物・・・21%

ペット以外の動物・・・11%

仏・・・6%

ペット・・・5%

光・・・5%

神・・・3%

研究チーム(相澤出、田代志門、藤本穫彦、諸岡了介)2011年お迎え体験調査より

 

お迎え現象で目にしたものの過半数は、体験する方の親しかった人(既に死去していた人物)です。会いたい人に会えた喜びからか、「お迎え現象」を語る人は皆、穏やかにその状況を語ることが多いのだそうです。

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「お迎え現象」は科学的に証明されている?

「お迎え現象」は科学的に未だ解明されていないようです。

人々は昔から「死」に対して少なからず恐怖心を抱いています。それは、死んだらどうなるのか?ということがはっきり分からない未知の領域であるからです。

「お迎え現象」は親しかった人(既に死去していた人物)や素晴らしい風景や情景を目にすることで「死ぬことは恐ろしいことではない」と本能的に感じ、死に対する恐怖を和らげる作用があるようです。穏やかな死を迎える一つのプロセスであると話す専門家もいます。

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「お迎え現象」はどこで起こりやすい?

約40年前まで自宅で息を引き取る方の割合が全体の8割であったのに対し、現在では、8割の方が病院で亡くなっています。

「お迎え現象」は、自宅等昔から慣れ親しんでいてリラックスできる場所で起こることが多く、自身の生活の中であまり馴染みのない病院等で起こることは少ないとされています。

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自宅で最期を過ごすことは家族の同意も得なくてはならず、本人の意思だけでは難しいでしょう。しかし、環境が整い、自身の慣れ親しんだ自宅等で最期を迎えることができるならば、穏やかな死を迎える一つのプロセス「お迎え現象」を経験し、自然と死を受け入れ、穏やかな死を迎えることが出来るかもしれません。

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