永代供養墓を選ぶ際、宗派は関係あるの?
寺院が考える永代供養墓の宗派の考え方2つ
寺院が管理している永代供養墓の場合、申込者の宗旨・宗派についての考え方は寺院の考え方により変わってきます。永代供養墓においての宗旨・宗派の考え方は大きく分けて2つあります。
① 宗旨・宗派は問わない永代供養墓
故人の生前の宗旨・宗派は問わずに入れる永代供養墓です。開かれたお寺にしたいという考えから、寺院の宗旨・宗派に限定せずに永代供養墓の管理・供養を行っています。「開かれたお寺」という考え方は永代供養墓だけではなく、様々な年代層の人が寺院を訪れているなど境内の雰囲気として感じられる寺院も多くあります。
② 永代供養墓を管理している寺院の檀家さん専用の永代供養墓
寺院の檀家となっている人に限定している永代供養墓です。生前予約もできるところが多いですが、寺院の檀家になることが条件とされています。檀家に限定されていることで、(大体ではありますが)永代供養墓に入る人たちを生前から知っておくことができ、安心感が得られます。
永代供養墓を管理する寺院の宗派に沿った供養が行われる
ただ、お彼岸やお盆の法要等、供養の方法は、その永代供養墓を管理している寺院の宗派に沿ったかたちで行われます。後々、「自分たちの宗派の供養をしたい」という要望を寺院に伝えても、寺院によっては受け入れてもらえないこともありますので注意が必要です。永代供養墓を選ぶ時にどのような供養が行われているのかをきちんと確認しておきましょう。