永代供養しても年忌法要を行った方がいい理由2つ
永代供養しても年忌法要は必要?
永代供養墓のメリットは、納骨後寺院に管理・供養してもらえることにあります。
時折「永代供養しても年忌法要は行った方がいいのでしょうか」という質問を受けることがあります。
それぞれの遺族の意向にもよりますが、遺族が行う年忌法要は可能であれば営まれた方がいいと考えます。ここでは、年忌法要を行う方がいい理由を2つ、説明します。
年忌法要を行った方がいい理由2つ
① 年忌法要は遺族のためでもある
遺族が行う年忌法要は一見、故人のためだけに行われるように見えますが、実は遺族のためにもなっているのです。故人を亡くして〇年という時を経て、家族で偲ぶ場を持つことは、故人の死を通して今を生きることの大切さを改めて感じさせてくれます。
② 故人への追善供養となる
遺族が年忌法要を営むことは故人への追善供養となります。遺族が行う供養は、故人に伝わり、極楽往生できると言われています。
故人を想うことが何よりの供養になります
しかしながら、法要の回数はだんだん減り、規模も小さくなってきているのが現状です。「法要を営みたい」という思いはあっても、親族皆集まることが難しいこともあります。
その場合は、永代供養墓へお墓参りしたり、自宅で手を合わせるだけでも供養となります。遺族が故人へ伝えたいことは、きっと故人へも伝わっていることでしょう。