神道式の永代供養墓ってあるの?料金相場・祭祀は?
先祖代々のお墓の後継者が居らず、自分たちの代以降はお墓を管理してくれる人が不在となる、または子供がいても遠方に居住していたり等で負担をかけたくないという考えを持つ人が増えたことから、近年「永代供養墓」が注目されています。現在存在する永代供養墓のほとんどは仏式の供養が行われていますが、神道式の永代供養墓もあるのでしょうか。
神社に永代供養墓(永代納骨堂)ってあるの?
神道式の永代供養墓(永代納骨堂)も全国各地に存在し、徐々に数も増えてきています。
寺院にある永代供養墓は境内に存在することが多いですが、神道では神様と仏様の場所を分けるという考え方から神社の境内から少し離れた場所に永代供養墓が建っているケースが多く見られます。
神社の神官により管理されている納骨堂(供養墓)ですので祭祀(供養)の方法も神道式となります。
神道式永代供養墓の料金相場
仏式の永代供養墓と同じように、永代供養料は遺骨の安置方法によって10万円~200万円以上と差があります。
・故人の遺骨を合祀し、合同で祭祀を行う・・・料金10万円~30万円
・故人の遺骨を50年までの間個別に預かり祭祀を行う・・・料金50万円~200万円
永代納骨堂であれば、年間管理料などが別途必要である場合もありますが、永代供養墓は永代供養料を支払えば、以降年間管理料等費用がかかりません。
料金形態は永代供養墓(永代納骨堂)により異なりますので確認が必要です。
神道式永代供養墓の祭祀(供養)はどのように行われるの?
永代供養墓の管理を行う神社によっても様々ですが、祭祀はお寺(仏教)で行われる供養の時期と同じようにお盆や春秋の彼岸に行われるところが多いようです。
(7月または8月)お盆の時期に行われる祭祀・・祖霊祭(それいさい)と呼ぶ
春彼岸の時期に行われる祭祀・・・年祭(年祭)と呼ぶ
秋彼岸の時期に行われる祭祀・・・霊祭(れいさい)と呼ぶ
永代供養墓は生前予約も可能です。気になる方は一度検討されてみてはいかがでしょうか。