お墓の新設・墓じまい・・墓碑費用の親族間負担割合は?
お墓の費用を親族が分担すると、一族繁栄となる?
ご先祖様が眠るお墓を新設・移設を考えた時に、発生しうる問題で一番に挙げられるのは「費用」のことです。一般的には祭祀継承者(さいしけいしょうしゃ)がお墓や先祖供養にかかる費用の負担をしますが、共に供養を行う兄弟・姉妹、親戚がいる場合「費用を分担しよう」という話も出てくるのではないでしょうか。
新しくお墓を建てたり先祖供養にかかる費用を祭祀継承者以外の家族や親戚が費用を出し合うことは、「協力して一族を支えることになる」ということになり、「一族が反映する」と言われております。
親族間の費用分担はどのくらい?相場はあるの?
お墓についての費用負担割合ははっきりとした数字、正解はありません。先祖供養の段取り等を祭祀継承者が担うのであれば時間や手間がかかる分、それ以外の兄弟・姉妹や親族は金銭面で援助しようという考え方もありますし、地域の習慣・風習によっても意見は様々です。兄弟・姉妹、親族の間で話し合われるのが一番でしょう。
なかなか費用面の話を切り出せないのであれば、信頼できる地域の方等に意見を求めてみるのも良いでしょう。
墓じまいにかかる費用も親族間で費用分担するべき?
時代と共に家族形態や家族の居住地が変化し、お墓の形も変化が求められています。将来的に継承者がいなくなることを案じて墓じまいをされる方は年々増加しております。
墓じまいについても命を繋いできてくれたご先祖様が眠っていた場所として感謝し、祭祀継承者以外の家族や親戚が費用を出し合う=協力して一族を支えることになる=「一族が反映する」ということが言えると思います。
墓じまいの費用分担割合についても、ご家族それぞれの財政状況や考え方によっても変わってきますので、割合や数字、正解がないのです。命を繋いでくれたご先祖様に感謝し、家族間で話し合ってみましょう。