永代供養墓体験レポート【兵庫県宝塚市・大林寺】

お寺の歴史

慶長元年(1596年)、大阪市北区(現在、読売新聞大阪本社が建っている場所)に開創された浄土宗のお寺です。その後1724年、1792年、1835年の3度の大火災に遭うもそのたびに檀家の協力もあって再建されてきました。
昭和20年(1945年)の大阪大空襲に遭い、昭和37年(1962年)現在の兵庫県宝塚市へ移転しました。現在の住職は第25世。地域の人々の交流の場、檀信徒の先祖供養の場として親しまれているお寺です。

交通

【電車でお越しの場合】
・阪急宝塚線「清荒神駅」から参道を北へ徒歩15分(1㎞)

・阪急JR「宝塚駅」からタクシーで約5分(宝塚歌劇場前交差点を北へ1.5㎞)

【車でお越しの場合】

・中国自動車道 宝塚ICを降りて国道176号線「宝塚歌劇場前」交差点より約1.3㎞

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境内

前面道路から大林寺の山門をくぐると、本堂へ向けて階段が続いております。(車の場合は別に車道があります。)春には桜が舞う階段をのぼり終えると、一見お寺とは思えないほど重厚でモダンな鉄筋コンクリート造の建物が見えてきます。ここが本堂であり、法要など行える会場やピアノコンサートができるようなホール施設もあります。

 

駐車スペースも広く、駐車が苦手な方でも楽に車が停められます。駐車場や霊園からは、宝塚の街を一望できる眺めの良い立地となっています。

永代供養墓の環境

本堂から霊園へ続く道を進むと、正面に見えてくるのが永代供養墓です。車で永代供養墓の前まで行くことも可能です。墓地の中心部にあり、供養墓の色はさくら色で柔らかな印象を与えてくれます。

訪れたこの日も、永代供養墓には生花が供えて在り、きれいに清掃もされていました。

永代供養墓の周辺には、比較的新しい墓地区画があり、たくさんのお墓が建っています。この日は平日でしたが、お墓参りに訪れる人、墓石を清掃する方が何名か見受けられました。

本堂から霊園へ続く道

 

・永代供養墓(右手側)

 

・永代供養墓(正面から)

 

ここからは、ご住職から伺ったお話を掲載します。

ご住職の永代供養墓への思い

人はそれぞれ姿が異なるように、供養のご事情も様々です。弔い方に不安や悩みを抱える方に安心して生涯を過ごしていただくために、永代供養墓を建立いたしました。管理・清掃が保証され、無縁墓になる心配のない「みんなのお墓」として霊園の中心に存在しています。お寺が責任と敬いの気持ちを持って、丁寧に供養いたします。

永代供養後の供養はどのように行っていますか。

毎月の献花供養、また、春の彼岸会、盂蘭盆会(うらぼんえ)会では、大林寺本堂で永代供養者の総回向をつとめさせていただきます。

永代供養墓へのお墓参りはどのように行えば良いでしょうか。

お墓参りは誰でも、いつでも行っていただけます。(山門はいつも開放されています。)なお、日が落ちてくると、供養墓近くを自動的にLEDライトが照らしてくれます。

永代供養墓には、生花を供えることができます。その他お供え物については手を合わせるときに供養墓へ供えていただき、終わりましたら持ち帰っていただくようにお願いしております。(カラスなどが荒らしてしまうかもしれないため)

生前予約もできますか。

生前予約もできる永代供養墓です。すでに何名かの方が予約されています。自身のお墓について不安を抱いていた方も安心されています。

 

見学して感じた事

平成27年(2015年)春に永代供養墓が完成し、周辺環境も含め、きれいな供養墓でした。

様々な交通手段からのアクセスも良く、近隣住民だけでなく神戸市など周辺都市圏にお住まいの方からも申込まれる人気のお墓です。

本堂も素晴らしく、納骨式や法要等には椅子に座ってお経を聞くことが出来ます。(足を悪くしている方や長時間正座する方への配慮の気持ちですね)

ご先祖様、ご家族、また、ご本人の安らぎと安心を願い「敬いの気持ちで丁寧に供養いたします」と穏やかに話すご住職が印象的でした。